PCサイトを【ipadやiphone】で表示した時、さまざまな表示崩れが発覚したので、その症例と修正のメモ。
背景画像が表示されない
大きすぎる背景画像はipadやiphone表示されなくなってしまう。MAX 2メガピクセル。
修正は画像を2メガピクセル以内になるように分割し、CSS3の背景画像の複数設置方法を使って対処した。過去記事参照
CSS3は、IE6〜9までは対応していないので「CSS3 PIE」というプラグインを当てる。
だが、今回は効き目が無かったため、IE用スタイルシートを別途用意し、条件分岐
<!--[if lt IE 9]> 〜 <![endif]-->
をつかって読み込ませた。
ちなみにIEでは「CSS3 PIE」をつかっても機能するのは以下の5つだけ。
● border-radius
● box-shadow
● border-image
● CSS3 Backgrounds
● Gradients
スクロールがおかしい
pcサイトでよく使う、表示範囲内で入りきらない要素をスクロールさせるための「overflow:scroll」。
これはipadやiphoneでは
「スクロールしにくい。ios4ではスクロールを2本指でしなくてはならない。」
「スクロールバーが出ない。」
などの不具合が出る。
ios5からは、スタイル要素に対して「-webkit-overflow-scrolling:touch;」を書き足すことで解消。
(ただしoverflow-yやoverflow-xの切り分けは無視されてしまうのだそうです。)
a:hoverは効果無し
a:hoverは効かないのでどうしても変化させたい時は、opacityを使うと良い。
IE対策には
filter: alpha(opacity=70); /* ie 6 7 */
-ms-filter: “alpha(opacity=70)”; /* ie 8 */
文字が大きくなる
モバイルsafariで見ると文字が大きくなる
body {-webkit-text-size-adjust: none;}
* {-webkit-text-size-adjust:100%;}
スタイル要素に-webkit-text-size-adjust: none;を書き足す。
などとする。
[訂正]noneじゃなくて100%にする
line-heightが効かなかった
テキストの「line-height」が効かない箇所があった。
書体を指定したら効いた。(bodyにいれているだけではダメな場合があるらしい。)
webフォントは使えない。
webフォントは使えない。
[…] 【参考にさせて頂いたサイト:Design Notesさま「PCサイトを【ipadやiphone】で表示した時のいろいろ」】 […]